遠隔講義教育のメリット、デメリットについて
遠隔講義教育とはインターネットを通して自分と遠隔にいる相手(他大学の教授)とを接続し授業を行うことです。この遠隔講義システムでは自分が通う大学にいながら、協定校の大学の授業を受けることが可能です。現在では、遠隔講義システムを導入している大学は多く、専用の製品も多く存在します。用意するものは専用の機器とモニター、インターネット回線さえあれば接続することができます。この遠隔講義の最大のメリットは学生が学びたいという意思があれば様々な授業を受講することができる点です。このような便利な反面デメリットも存在します。
それは、ネットワークの不具合により、遠隔講義の接続ができない時です。この場合、授業ができなれば他の曜日に振り返るなど、後々面倒なことになります。次に機器が専門的な点です。機器が専門的なため、遠隔講義を行うために、情報系の部署にお願いをしなければいけない点です。もちろん、機器の基本的な操作方法等は解決できるのですが、ネットワークの不具合等の専門的なこととなると学部の担当では限界があります。そのため、設置も含めた事前準備がかなりかかります。
これらを踏まえると、デメリットの方が多いのが現状です。ただし、ネットワークの不具合等や機器の専門性については技術の発達により今後簡易化していくと思います。学びたいと思う学生がいる限り、デメリットを考えずに学生に尽くすことが重要だと思います。その環境を整備するために教職員一丸となり努力する必要があります。