子供の教育にマニュアルはない

最近の子供の教育に思うこと

子供の教育にマニュアルはない 最近の子供は過保護に育てられているため、壁にぶち当たった時に対処する力が足りない、結果として失敗を恐れ、チャレンジ精神が弱くなっている、という話を耳にしました。いつの時代にも教育の問題点をあげつらう人はいますので、鵜呑みにするつもりはありませんが、確かに最近はなんでもマニュアル通り、という傾向はあると思います。仕事でもマニュアルが大事なことは実感していますが、臨機応変も同じくらい大切です。そして当たって砕けろの精神をなくしてはいけないと思います。マニュアルを守ることと、自分で考えて行動することはまた別です。守らなければならないルールは無視しておきながら、自分の行動に責任を持てない子供が多くなったような気がします。

例えば数学の答えは一つですが、その答えを導き出す方法はいくつもあります。それを自分で考えさせるのが教育だと思います。最も効率的な考え方だけを教え、その他の方法を排除するのではなく、こんな考え方もある、あんな考え方もある、と本人が模索しながら最後に効率の良い考え方に自分で到達することが大切です。少なくとも私が子供の頃の教育はそうでした。自主性が最も尊重され、たとえその考え方が間違っていたとしても、間違いを知ることで成長できました。子供にインターネットを使わせることは教育上良くないと考えている親御さんが多いですが、私は子供が興味を持つことはやらせてみたら良いと思います。インターネットから秀でた才能を発揮する子供もいると思います。もう少し自由にさせてあげたらいいのにな、というのが最近の教育を見ていての感想です。

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